映画「アナベル 死霊館の人形」感想(ネタバレあり)




アナベル 死霊館の人形
Annabelle

2014年/アメリカ
[監督] ジョン・R・レオネッティ
[出演] アナベル・ウォーリス
    ウォード・フォートン
    トニー・アメンドーラ
    アルフレ・ウッダード

あらすじ
顔の怖い呪われた人形が特に何もしません。

びっくりするくらい怖くなかった
50点

 

 

私「死霊館」シリーズが大好きです。
パトリック・ウィルソンとベラ・ファーミガが演じるウォーレン夫妻が好きだから。
今回そのスピンオフ作品と言うことで、正直そんなに見たいわけでもなかったんだけど。
だって、なんとなく漂うB級臭・・。
「死霊館」の監督ジェームズ・ワンは本作では製作のほうにまわっていたし。
けどdTVにて他にめぼしいホラー作品を見つけられず、たいして期待せずに鑑賞。
そしたらささやかな期待を下回る出来でしたわ(怒)。

興醒めポイント

おとなしいアナベルさん

アナベルさんが全然怖くないんだもん。
唯一ちょっと怖いのってアナベルさんの顔だけですやん。


こうして見ると意外と怖いな。夜中に部屋にこんなのいたらちびるかも・・。

アナベルさん、動かないんですよ。
自力でこっそり移動はしてるみたいだけど、その姿のシーンがない。
ドアの下の隙間から覗こうとゴトン!と倒れてくるシーンと、ラストあたりで軽くフワッと浮いたくらいだっけ?(適当に見ていたから記憶が定かではない)。

もう私なんかさ、アグレッシブに人を襲いまくるチャッキーさん楽しんできた世代なわけよ。
まあチャッキーさんはいささか自己主張が激しすぎる感はあるけど。
チャッキーさんとアナベルさんじゃ作品の雰囲気が違うし、あそこまで体張れとは言わないけど物足りないのよねえ。


※自己主張が強く、顔芸も秀逸なチャッキーさん。

 

私が本作で一番怖かったシーンはヒロインがミシンかけてるとこ。
ああ、指やるで、やるで、やるで・・からの指に針ブスゥッのシーンよ。
針が指に貫通するわけでもなく血しぶきがあがるわけでもなく、「あいたっ」くらいの地味で可愛らしいシーンですよ。
けどここが一番ヒヤヒヤしたって・・ホラー映画としてどうなんじゃい。
っていうかアナベルさん全く関係ないやん。

 

ストーリーがありきたり

話も斬新さがないうえに盛り上がりがなく、なんか薄かったよなあ。
そもそもヒロインのミア(アナベル・ウォーリス)になんだか感情移入できず。
ミアの旦那(ウォード・フォートン)は妻想いで優しい旦那だったな。
グダグダ言うミアを責めることなく彼女の言葉を信じてあげてたし。
うちとは大違い・・!
うちならポップコーン爆発からの火災騒動の時点で間違いなく離婚されてますな。
まあ本当イケメンでいい旦那さんだったけど特に活躍はなく。

唯一心に残ったのはエブリン(アルフレ・ウッダード)ですよ。
彼女の悲しい過去(エブリンの運転する車が事故→助手席の娘が亡くなる)にはしんみりしたし、ラストの彼女の悪魔に魂を捧げる自己犠牲は辛かったですね。

けど・・あれ?
悪魔ってミアの魂が欲しいんじゃなかったの?
だからミアを狙ってネチネチと嫌がらせしてたんじゃなかったの?
・・誰の魂でも納得するんかい(見境ねえな)。

 

悪魔に飽きた

で、その悪魔ですよ。
私は途中まで諸々の不可解な出来事は、人形に呪いをかけたカルト集団の女の悪霊の仕業かと思ってたんですよね。
けど暗闇の階段で、一瞬だけバーンとおなじみのマレフィセントっぽいツノの姿が映った瞬間。
またお前かーい!!と叫んだわ。


もうがっかりですよ。
いやね、「死霊館」のスピンオフだし仕方ないっちゃ仕方ないかもしれないですよ。
けど悪魔系になると若干興醒めしちゃう私。
「死霊館」は同じ悪魔系でも面白かったから大丈夫だったんですけど。
要は見せ方なんでしょうね。


で、ここから私の混乱タイム。
ミアに向かってウワーッと駆けてきたり、神父(トニー・アメンドーラ)を盛大に吹っ飛ばしたのがカルト集団の女の姿だったのは何だったのと。
鑑賞後しばし悶々と考えましたが、女の悪霊が憑いてるアナベルを媒体として悪魔が活動していたってことなの?
ん?よくわからんけど。
いまだになんかすっきりとしないんだけど・・。
けどこんな事がわかったところで生きる上で何の役にも立たないのでよしとします。

 

本物のアナベル人形とは

結局顔以外、何も怖くなかったアナベルさん。
本物のアナベル人形は、ラガディアンってアメリカの国民的キャラクターの人形らしいですね。
映画の人形と違ってとってもかわいいんです。


※本物のアナベル人形さん

その見た目かわいい普通の人形が実は超危険な呪いの人形っていうことが、私は顔面最恐の人形を使った本作よりもゾクッとしました。
ラガディアン人形ならかわいくて、私うっかり買っちゃうわ~。
そして地道に嫌がらせされて魂とられちゃうんだわ~。

 

アナベル3作目製作が正式発表

たいして面白くなかった本作。
dTVでわざわざレンタル料400円を払って見てしまったというのが一番腹立たしく。
「アナベル 死霊人形の誕生」もすぐ見るつもりだったけど、テンション下がっちゃったしdTVでしばし無料になるまで待とうかな。スルーするという選択肢もあるんですけどね・・。

けど、けどですね!!
アナベル3作目にパトリック・ウィルソンとベラ・ファーミガが出るとのこと!!
なんでもアナベルさん、ウォーレン夫妻の娘ちゃんに目をつけるそうです。
本当見境ねえな(笑)。
ということで見ないわけにはいかなくなってまいりました。
ウォーレン夫妻を引っ張り出すんならアナベルさん(いや制作陣か)、3作目絶対やらかさないで!!
楽しみです。