映画 「ラ・ヨローナ 泣く女」 感想




ラ・ヨローナ 泣く女
The Curse of La Llorona

2019年/アメリカ

[監督] マイケル・チャベス
[出演] リンダ・カーデリニ
    レイモンド・クルツ
    パトリシア・ベラスケス
    ショーン・パトリック・トーマス
    ジェイニー=リン・キンチェン

あらすじ
メキシコ出身の悪霊ヨローナさんがわざわざアメリカで子供をさらいます。

突っ込んだら負け!
65点

 

 

私と同じく映画好き&私よりマニアックな姉を誘って5月に鑑賞。
公開日からまだ12日後だったにもかかわらず、観客は私と姉を含めてたったの4人・・。
どんだけ人気ないんだよ、ヨローナさん。

まあね、確かに香ばしいB級臭はしてたんだよね。
けど死霊館ユニバースならなんだか観たくなっちゃうんだよな。
たいして期待はせずに観に行ったからか、そこそこ楽しめましたよ。
失笑シーン&突っ込みどころ満載だったけど、細かいことを気にしなかったらみんなそれなりに楽しめる・・はず(※保証はしません)。

 

感想

 

ホラー映画と言うよりお化け屋敷

悪霊とか悪魔って、姿をあまり見せずに陰湿な嫌がらせをしてくるイメージだったんですよ。
けどヨローナさんは堂々と姿を現して、割と物理的な攻撃をぶちかましてくるもんだから驚かせ要素が強くてですね。
暗闇の中突然ドアがバーン!ヨローナさんドーン!後ろにビューン!(意味不明)とか。
突然の大音量にビックリしたりまさにお化け屋敷の驚かせかたで。
私が求めてた怖さとは質が違うなあと。
けどまあドキドキしたし楽しかったからいいかな。

 

アナベルさんに和む

「アナベル 死霊館の人形」でアナベルさんに盛大に吹っ飛ばされたペレズ神父がちょこっと登場。
ヨローナさんに子供をロックオンされたソーシャルワーカーのアンナ(リンダ・カーデリニ)に、最初に助けを求められます。
その時に「悪魔とかそんなの信じてなかったんだけど、自分の考えを覆されちゃうような目に遭ってね。」みたいなセリフと共に一瞬だけアナベルさんが映ります。
その瞬間私と姉爆笑。
アナベルさんのせいで考え方変わっちゃたのね。
しかもペレズ神父、自分が助けることはしないで胡散臭いシャーマン(祈祷師)をアンナに紹介しやがるの。
本当数分間の出演で、ペレズ神父とアナベルさんが死霊館シリーズということで友情出演したような感じにみえてほっこりしました。
友情と言うか身内かな?
dTVでアナベルさんを400円もだして見ちゃった時は出来の悪さに「クソがっ!!」って思ったけど、それもこれもこの日の為だったのか(違う)・・と思うと感慨深くなりました。

映画「アナベル 死霊館の人形」感想(ネタバレあり)

 

ヨローナさんがわがまま

そもそもヨローナさんは悪霊になる前、村一番の美女で愛する夫と二人の息子と幸せに暮らす女性だったんですね。
ところが夫が浮気しちゃって、逆上したヨローナさんは夫の一番の宝物を奪っちゃるって息子二人を殺めてしまうのです。
そして自分も川に身を投げてしまうのでした。
もうね、ごめんけどバカかお前はと。
息子たちはお前にとっても世界で一番の宝物なんじゃないのか。
旦那さんをものすごく愛してたからなんだろうけどさ。
けどこれでおばさん憤慨、ヨローナさんにはいまいち同情できず。
まあ一番悪いのは夫なんだけどね。
んで悪霊になって、なんでよその子をさらって命奪っちゃうかなー。
理不尽だから悪霊なんだけどさ。
迷惑極まりないでしょ。
こんなことで我が子をロックオンされたら、ヨローナさんをしばきあげて小一時間説教だよね。
あとヨローナさんに腕つかまれたら、ジューッって根性焼きみたいなことになるのタチ悪いからやめてくれ。

 

シャーマンがゆるい

シャーマン(祈祷師)のラファエル(レイモンド・クルツ)が強いんだか弱いんだかよくわからず。
「このろうそくの火が灯ってれば安全だ」とか言ってアンナ親子を何本ものろうそくでぐるりと囲うものの、怒り狂ったヨローナさんの雄叫びで一瞬にして火が消えたのは弱すぎて笑った。
親子を黙って囮にしてみたり。
ビミョーなギャグをぶちかましたり。
つかみどころのないキャラなんだけど、なんだかんだでアンナ親子を守り抜いてくれたし私はラファエル好きでした。
レイモンド・クルツはドラマ「クローザー」で好きだったから、その影響もあるかもしれないけど。
にしても屋根裏でヨローナさんと格闘した時に盛大に吹っ飛ばされたラファエルをアンナがサッとかわして、壁や床にラファエルがうちつけられた時はごめんけど爆笑した。
アンナ、仕方ないけど非情すぎやしないか。

 

まとめ

他にも重箱の隅をツンツンしたら突っ込みどころは出てくるんですよ。
アンナ親子の直前に被害に遭ったパトリシア親子はなんでヨローナさんにロックオンされたのかとか、メキシコの悪霊のヨローナさんがなぜアメリカに出張してるのとか、アンナの娘ちゃん肺活量すげえなとか。
あといくら特別仕様の十字架とはいえ、胸ぶっ刺されて一発でやられるとかヨローナさん強いの弱いの?
悪霊なのに物理攻撃効きすぎじゃね?とか。

けどこの作品は、お化け屋敷のように何も考えずキャーキャー驚いて楽しめばいいんです。
色々野暮な突っ込みをしたところで、ストーリーが浅いんだからどうにもならんのです(笑)。
そう思って見たら楽しめますよ、多分だけど!!

ちなみに私の姉、映画館でホラー映画を観るのは初めてだったとのこと。
ヨローナさん鑑賞中に何度か「うおっ!」と声をあげてるのは聞こえてたけど、鑑賞後「映画館でホラー観るのはもういいや。」とつぶやいておりました。
ヨローナさんのしつこい驚かせ攻撃にお腹いっぱいだった様子。
自宅でもホラー映画は見てないようなので、ホラー映画にあまり免疫のない人だと結構びっくりするのかも。
9月公開のアナベルさん3作目も姉を誘おうかと思ってたので非常に残念です。

ということで、アトラクション感覚で楽しめそうな方はぜひ一度ご覧くださいませ。
それでは、また。