ドラマ「太陽を抱く月」感想(ネタバレあり)




太陽を抱く月
The Moon Embracing the Sun

2012年/韓国

[出演]   キム・スヒョン
    ハン・ガイン
    チョン・イル
    キム・ミンソ

あらすじ
時は朝鮮王朝時代。
キム・スヒョンとチョン・イルのイケメン異母兄弟がハン・ガインを巡って争います。

チョン・イルがただただ不憫
70点

 

こんにちは、カーリーです。

先日韓国ドラマの「太陽を抱く月」全20話を見終えました。
存在すら知らなかったこのドラマ、たまたま朝テレビ東京でやってたのを見かけて。
それも第16話の残り15分というところ(;´∀`)

王様役のキム・スヒョンに目が止まり、「星から来たあなた」の子じゃないの!と嬉しくなり。

話はさっぱり訳が分からなかったんだけど見続けていたら、あら・・まあ。
陽明君(ヤンミョングン)役でチョン・イルが出てるではないの~!!Σ(゚∀゚ノ)ノキャー


おっふ、イケメン・・!

チョン・イル氏・・私の中では別名チャ・チス。
もう何年前かなあ、「イケメンラーメン店」の御曹司チャ・チス役で初めてチョン・イルを見たんだよな。
初見では正直これのどこがかっこいいんだ・・?なんて誠に失礼なことを思ったんだけど、見ているうちにまぁどんどんかっこよく見えてきちゃって。
なかなか強烈な役どころだったチャ・チスに完全にハマってしまい、チョン・イルの名前ではなくチャ・チスで覚えてしまってたほど。

 

 

「イケメンラーメン店」の後チョン・イルの出演作は何も見ておらず、今回数年ぶりにチョン・イルを見て「チャ・チスだ~!」と妙にテンションが上がり、Amazonプライムビデオで早速「太陽を抱く月」を1話から見始めたのでありました。

 

 

ストーリーはなんというか・・あれだ、私の語彙力では説明不可(;^ω^)
主役二人の恋愛模様に加えて、朝廷の陰謀やら呪いやら記憶喪失やら内容てんこ盛りの時代劇でして。
詳細はネットで調べればたくさん出てくるので、気になる方はそちらへお願いします(丸投げ)。

なのでストーリーにはあまり触れず、チョン・イルとその他諸々書きたいことを書いて参ります!

 

チョン・イル演じる陽明君(ヤンミョングン)は王の側室から生まれた子で、王妃から生まれたイ・フォン(キム・スヒョン)の兄であり異母兄弟。
異母兄弟とはいえフォンは次期王になる身。
弟とは置かれた環境や王からの愛情の受け方がまるで違い、妬みや寂しさがないとは言えないが兄としてフォンに誠実な態度をとるできた男なのよ。

地位やお金には一切執着のない陽明君が唯一欲しがったもの、それは子供の頃から一途に想い続けてきたホ・ヨヌ。
彼女がそばにいてくれれば他には何もいらないと言い切ってしまうほど。

けどそんなヨヌはあっさりフォンと両想いになり、次期王の妻=次期王妃となる身に。
好きな女すら弟にとられてしまうのか・・と傷心の陽明君はさすらいの旅に出てしまいます。

その間にヨヌは朝廷の陰謀により亡くなってしまい、ヨヌを守りきれなかったフォンへの怒りや後悔でフォンと陽明君の関係に亀裂が入ることに。
ここから彼らが大人になった時の話に移り、亡くなったはずのヨヌが現れ・・となっていくんですが。

陽明君は若い頃から色々と不憫で、ぜひともヨヌと幸せになってほしいんだけど。
けどごめんね、子供の頃のフォンとヨヌの初々しい恋愛シーンがものすごくすてきでね。

このドラマの一番の見どころは若い二人の恋愛シーンだと言っても過言ではないくらい。


尊い・・!!

この2人がかわいいのなんのって。
フォンが一途にヨヌを想っていてね、アラフォーの私でもときめくほどの恋愛手腕を披露してくれるのでした。

そしてこの少女時代のヨヌを演じたキム・ユジョンちゃんの可憐なこと!
聡明で控えめ、そして透明感のある役どころにぴったりでした。


かわいい・・!!

しかし若い二人の恋愛は悲恋で終わり、時が流れ大人になったところからまた話が始まります。
大人になったヨヌがこちら!

うん、あのね、ヨヌ役のハン・ガインさんは美人だと思うし恨みはないんだけど。

コレジャナイ感がすごくて(;・∀・)

ユジョンちゃんが醸し出してた可憐さがガインさんにはなかったと言うか。
場面によってはガインさんの顔立ちががすんごく芋くさく見えたり(超失礼)。
なんか大人のヨヌがしっくりこなくて若干冷めてしまったというのが正直な感想です。

 

まあね、ヨヌだけじゃなくて他にも大人になったらなんでこうなったって役はいましたよ。
ヨヌのお兄さんのヨムとかね。
若いころは見目麗しく、爽やかですっきり系のイケメンだったヨムさん。
大人になったらなんかごつくなっちゃて。

なんで骨格がそんなに成長したの・・?って非常に残念でした(;´Д`)ウウッ…

 

陽明君も若い頃を演じたイ・ミノとチョン・イルがあんまり似てなかったんだよな。

けど2人ともイケメンだからここは許す(イケメンが大好物のアラフォーによる独断)(*´∀`*)

 

子役と大人役のキャスティングが唯一上手くいってたと思うのは、フォンの護衛のウンですね。
このドラマの中でチョン・イルに次いで私の推しメンだったんだけど。


若い時のウン


大人のウン

かっこいい~、ウンかっこいい~!!(錯乱)Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

黒髪ロン毛、すっきりした顔立ちで私の好みドストライク!!
剣の腕がたち寡黙な役どころも最高でした。

このウン役のソン・ジェリム、「イケメンラーメン店」にチョン・イルの友人役として出演してるんですね。
「太陽を抱く月」でも陽明君と友人の絆を結ぶ役でした。

 

で、チョン・イルなんだけど。
一応当て馬?・・言葉が悪いな、フォンの恋敵的な立ち位置の役どころのはずなんだけど。
なんかまるっきしヨヌに相手にされず、死んだ時ですらヨヌが悲しむシーンがこれっぽっちもなくて非常に不憫でした。

結局はフォンとの兄弟愛に重きを置いたドラマだったのかな。
ヨヌへの愛はかなわず、兄としてのフォンへの思いを貫き最後はほぼ自害的な死に方で切なかったです。


ウンの腕の中で息絶える・・

最初から最後までチョン・イルがかわいそう大賞な作品でした( ;∀;)

ファンとしては見どころがあっておいしい役どころではあったけど、もうちょっと幸せになってほしかったな。

なんならウンとくっついてくれてもよかったんやで・・!!

 

しょうもないことばかり書きましたが、恋愛・兄弟愛・陰謀・駆け引き等々とても面白く見れたドラマでした。
興味のある方はぜひご覧くださいませ。

長文失礼しました!
それでは、また。